土砂の中から長男救出、母も車外へということで、本当に良かった! 良かった!

新潟県中越地震で行方不明になっていた同県小出町の主婦皆川貴子さん(39)ら母子が27日午後、長岡市の土砂崩れ現場の乗用車内で4日ぶりに見つかった。東京消防庁などのレスキュー隊が午後2時31分、女性と子供の肉声を確認。続いて子供1人を救出した。

地震直後から連絡が取れなくなっていたこの親子、今朝はお父さんがテレビで沈痛な面持ちにインタビューに答えていましたが、崖崩れの下にクルマが発見された時は最悪を予想したでしょう。しかし、なんと奇跡。息子さんが生きて発見されたそうです。

長男優太ちゃん(2)は病院に搬送、意識はあるとのこと。

中越地震、ワゴン車から子ども救出によれば「母親の生存も確認した」とのこと。

27日午後2時半ごろ、東京消防庁のレスキュー隊員が土石に埋まったワゴン車の中から女性の声がするのを確認。その後、車体を壊して中から優太ちゃんを引き上げた。同庁によると、貴子さんと真優ちゃんは車内で体をはさまれているという。

しかし、地震で行方不明の母子発見、1人救出によれば「救出作業はこの日午後1時すぎに開始。レスキュー隊が午後1時45分ごろ、電磁波探査機で3人の脈拍や心音を確認。車内から呼び掛けに応じる声があった」ということなのですが、「総務省消防庁に午後4時入った連絡によると、母親には脈などのバイタルサインはないもよう」とも。

現在、男児と母親を救出、母の生存兆候なしという記事がYahoo! に。

総務省消防庁は、自衛隊医官による確認として、「バイタルサイン(心拍や呼吸など生存を示す兆候)はないもよう」と発表した。

残る真優ちゃんの捜索が続けられています。

追記:

真優ちゃんの死亡を確認 発生直後に窒息死だったそうです。

午後1時半から現場で会見した新潟県の高橋正樹副知事によると、真優ちゃんの死亡推定は発生直後とみられ、ほぼ即死。死因は胸部圧迫による窒息死とみられる。

真優ちゃん、そしてお母さんのご冥福をお祈りいたします。

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「あーっ」とおえつ…貴子さん無言の帰宅

長岡市の病院を出た霊きゅう車は県警車両に先導され午前9時前、田畑の中の住宅地にある自宅に到着。薄青い空の下、親族ら約10人が涙をぬぐいながら、真っ白な布を掛けたひつぎをゆっくりと運び入れた。

優太ちゃんを助けた?奇跡の空間

平沢博之・千葉大教授(救急集中治療医学)は生死を分けた境目は外傷の程度だったと推測する。「体の大きな母親は外傷を避けられなかったのだろう。さらに、土砂に埋まっても周囲に一部空間が残り、外気を取り入れることができたからではないか」。致命的な外傷を受けずにすんだ上に、酸素を得ながら寒さも避けることができたのは幸運だったという。

車中生き埋め4日間 長男奇跡の救出

おぼつかない足取りで脱出しようとする優太ちゃん。「危ない、ダメ」と制止して、レスキュー隊員が抱きかかえた。2歳児の小さな右手は、隊員の太い左腕をぎゅっと握って離さなかった。

優太ちゃん生存は、まさに奇跡

堤晴彦・埼玉医大総合医療センター高度救命救急センター教授は「子供は高いところから落ちても案外平気だったりと、大人に比べ外傷には強い」と説明。大阪府立千里救命救急センターの甲斐達朗副所長は「体温を維持できたことが大きい。今の季節は、脱水よりむしろ低体温の方が心配。車体に土砂がかぶさったことなどで、冷たい外気の影響を受けにくかったのではないか」と、多くの幸運が重なったとの見方を示した。

父・皆川学さんに朗報、そして悲報

26日午前には勤務先の会社(東京都千代田区)が契約したヘリコプターに乗り込み、土砂崩れ現場の上空へ。妻が走ったとみられる道路に沿って約1時間半の飛行中、必死で目を凝らした。車発見の情報が飛び込んできたのはその日の午後。土砂に埋もれたマイカーは無残な状態だった。

新潟・長岡の土砂崩れ現場、女児の死亡を確認

胸腹部圧迫による窒息死で、ほぼ即死だったとみられる。これで中越地震による死者は33人となった。

母子発見めぐり情報混乱 一時「3人生存」の誤報

長岡市の災害対策本部に同日午後、「レスキュー隊が3人の生存を確認した」との救出現場からの情報がもたらされたためで、午後2時半すぎから「女性の声を確認」「子供2人は生存」「3人の心臓音を確認」などの情報が錯綜(さくそう)。

ハイパーレスキューが救出

今回出動したのは第8方面本部所属の隊員17人で、27日朝にヘリで現地入りし、午後1時45分から地元の消防隊員らとともに救助活動を開始。人命探査装置「シリウス」が優太ちゃんの生存をキャッチした。

秘めた強い生命力 2歳男児生還

成人は体内の水分量が60~70%なのに対し、2歳だと85%程度もあり、脱水症状を起こしやすい。気温が25度以上あると脱水が激しくなる。清野病院長は「夏で気温が高ければ、脱水により生存は難しかっただろう。冬に向かう時期だったことも幸いした」と話す。

行方不明母子の車 土砂崩れ現場で発見

現場は道路が約8メートル下の川まで完全に崩落。白い車体は上向きに突き刺さるような状態で岩と土砂に埋まっており、前部だけが見えた。周囲の水面には転落した大型トラックが荷台をのぞかせ、残った道路には大きな岩が幾つも積み重なる。新潟県警のヘリコプターが降ろした機動隊員が土を払って車のナンバーを確認した。車の中は見えず、皆川さんらが乗っているかどうかも不明。