16時過ぎ、そろそろ日も落ちかけようかという頃、2歳半になる息子を昼寝させようとベビーカーに乗せて散歩に出掛けました。

しかし途中で、眠いにも関わらず、息子はベビーカーを降りてしまいました。挙げ句には自分で押すと言い出したのです。おぼつかない足取りながら、駅に向かい少しずつベビーカーを押して行く息子。

ようやく駅に着くという頃、前方から歩いてきた幼稚園児と母親らしき親子が、息子を見て訝しげな顔をしているのです。いえ、正確に言えばベビーカーを見て、でした。通り過ぎる時、ホッとした顔をして横を歩いていきます。最初は何かベビーカーが面白いのだろうか、くらいに思っていたのですが、次に前方から歩いてきた高校生の言葉で意味が分かりました。

「わっ、こえー! 乳母車が勝手に走ってるよ!」

そうなんです。小さい息子が押しているベビーカーは、前方から見ると、まるでベビーカーが自走しているように見えていたのです!
キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

あっちにふらふら、こっちにふらふら。前に回って見たら、確かに気味悪いことこの上ない様子でした。改めて、さっきの親子もこれに驚いていたんだ、ということが分かりました。

自走するベビーカーとその正体
※ジオン軍カメラで撮影した様子(avi、約1.3MB)