「ベニハナ」創業者・ロッキー青木、死去

「ベニハナ」創業者のロッキー青木氏が死去という記事より。

北米を中心に鉄板焼きチェーン店「ベニハナ」など日本料理レストランの経営で成功したロッキー青木(本名青木広彰=あおき・ひろあき)氏が10日、急性肺炎のためニューヨークの病院で死去した。

アメリカで鉄板焼きチェーン店の「ベニハナ」を創業し、アメリカンドリームを体現したロッキー青木氏が亡くなりました。69歳でした。

1959年にレスリングの選手団の一員として渡米。その後、米国で始めたアイスクリームの移動販売が当たり、64年にベニハナの第1号店を開店させた。

「ベニハナ」は、客の目の前でシェフが行うパフォーマンスが話題だったんですよね。

青木広彰 – Wikipedia」を見たら、スーパーモデルで女優のデボン青木は、実の娘だそうです。弟が日本橋で「紅花」というレストランを経営しているとも。

あ、もともと「ベニハナ」というのは、日本橋で父親が展開していた洋食チェーン「紅花」からきているのですね。

実業家としての成功を手にした後、1975年にはバックギャモンの全米チャンピオンに、また1980年にはパワーボート世界大会で2位になるなど多方面で活動。更に1982年には気球での太平洋横断を行うなど、冒険家としても知られる。

いやはや、すごい人だったんですね‥‥。ご冥福をお祈りいたします。

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客の目の前で、シェフが食材を飛ばしたり、手早く調理したりするパフォーマンスが人気を呼び、店舗を増やし、アメリカンドリームを体現した。

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「最初の渡米の際に空港で5ドル拾って、この国はお金が拾える国だといっぺんで好きになったことが留学につながった」