ダン池田、死去

「夜ヒット」指揮者ダン池田氏が死去という記事より。

NHK「紅白歌合戦」などでバックバンドを指揮した人気バンドマスターのダン池田(本名池田啓助=いけだ・けいすけ)さんが呼吸不全のため昨年12月25日午後7時15分、都内の病院で死去していたことが21日分かった。

ダン池田といえば「夜のヒットスタジオ」「オールスター家族対抗歌合戦」などで指揮をしていたのを覚えています。

その後、暴露本を出してヒットするも、芸能界から消えたように記憶していたのですが、どんな生活を送っていたのでしょうか。

「そんなに大騒ぎすることじゃない。当たり前のことを書いただけ」などと語っていたようですが、芸能界から姿を消した後は‥‥

10年ほど前に会った音楽関係者によると、一日中、ビールばかり飲む生活を送っていたそうで「アルコール依存症で、固形物がのどを通らないような状態だった」という。

というような状態だったということです。

1998年に脳梗塞で倒れリハビリ、2007年に自宅で転倒して脳出血で入院していたということです。

ダン池田 – Wikipediaを見ると「テレビの音楽番組から生演奏がなくなっていく風潮に怒りを込めて」告発本を出した、と書かれていました。

72歳。ご冥福をお祈りいたします。

■関連記事

ダン池田氏死去…「ダン池田とニューブリード」指揮者

旧朝鮮・京城府(現ソウル市)出身。終戦と同時に日本へ引き揚げ、中大在学時からプロのトランペッターとして活動。69年にジャズのビッグバンド「ニューブリード」を結成した。

ダン池田さん死去していた…“夜ヒット”や紅白で伴奏務める

表舞台で仕事ができなくなったこともあり、寂しい晩年を送っていた。だが、本人は周囲に「寂しかったこともあるが、当たり前のことを書いたまでだから」と漏らし、後悔はしていなかったという。

あの暴露本出版のダン池田さん死去…「紅白」も伴奏

もともとジャズ志向が強く、楽譜が読めず音も取れないアイドル歌手の伴奏に嫌気がさしたことや、生バンドの番組が姿を消しつつある風潮に怒りをこめ歌謡界の内幕を赤裸々に綴った。