キヤノン、光学10倍ズーム対応デジタルカメラ「PowerShot S1IS」を発表です。

コンパクトな沈胴ボディに、非球面mm1枚を含む10群11枚のmmを搭載した。焦点距離は35ミリ判換算で38〜380ミリ相当となる。光学ズームは10倍で、3.2倍デジタルズームと組み合わせることで、約32倍の高倍率ズームが可能。有効画素数は約320万画素。

先行して売れている同タイプのデジカメのいいとこ取りをした、まさに売れるために生まれてきたデジカメのような気がします。エヴァンゲリオンみたいにぬめっとした感じは、デザインは好みが分かれるところだと思いますが。競合するのはFZ10あたりでしょうか。

大きな違いは画素数と倍率。PowerShot S1ISが320万画素、10倍に対して、FZ10は400万画素、12倍です。キヤノンとしては、そこまで必要ないという判断だったのでしょうか。倍率については微妙かと思いますが、確かに画素数に関しては320万画素でも十分な場合が多いと思います。高倍率だからこそ400万ということもあるかもしれませんが。あとはmmのF値がFZ10が全域でF2.8なのに対して、PowerShot S1ISはF2.8−3.1です。

競合すると思ったのですが、よくよく見て行くとFZ10ではホットシューがあったり、既にエントリー向けにはFZ2があるので、PowerShot S1ISとは少し性格が違うかもしれません。FZ10を買う程ではないけれど、かといってFZ2では画素数に不満があるという、そんなユーザの取り込みに成功するのではないでしょうか。と、いうことは、そろそろFZ2もモデルチェンジの時期ということでしょうね。

重さはFZ10が電池、メモリも含めた状態で550g、PowerShot S1ISは370gです。この差は大きいですよ。夫婦で使うんだったら、断然PowerShot S1ISですね。前から思っていたんですが、FZ10って妙に男っぽいデジカメなんですよね。豪気というかなんというか。このジャンルがますます面白くなってきた感があります。

あと、PowerShot S1ISの特筆すべき点は、手ぶれ補正に対応したということでしょう。さらに動画専用のMovieボタンが搭載されるなど、オールマイティーな印象です。価格も6万弱ですから、ファミリー層を中心に売れるに違いない。間違いない! と断言しておきましょう。

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