『美味しんぼ』の山岡士郎と海原雄山が歴史的和解、原作・雁屋哲は「これが一区切り」という記事より。

1983年から小学館『ビッグコミックスピリッツ』にて連載されている人気マンガ『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎と、長年の確執がある父親で美食家の海原雄山が12日(月)発売の同誌で、ついに和解した。

なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!

いがみ合う親子の象徴のような山岡士郎と海原雄山が、2008年5月12日発売のスピリッツで歴史的な和解をしているそうです。

これは読んでみなくっちゃ。

今回、山岡と雄山が和解し、今後は東西新聞の飛沢と美食倶楽部の良三によって、“究極”対“至高”の「日本全県味巡り」が続けられていくことになった。

読んでないので分かりませんが、要するに主人公が変わる‥‥ということなんでしょうかね。

原作者の雁屋哲氏が自身のブログ「雁屋哲の美味しんぼ日記」で思いを綴っています。

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今日は、特別の日」というタイトルで「今日、5月12日は私にとって特別な日である」という書き出しです。

今日発売の、ビッグ・コミック・スピリッツ2008年度、第24号で、1983年以来続けて来た「美味しんぼ」に一区切りをつけるからだ。

25年で単行本は102巻。スピリッツは週刊ですから、相当にハードだったのではないかと思います。

食の安全、本物の食品という点について、本気で取り組む人がまだ少ないことを残念としつつ、安全について書くならば食品業界を批判せねばならず、そうなると、

食品業界の反応は、その批判を受け入れるのではなく、誤魔化しと、私に対する攻撃だった。

というストレスにも晒されていたのだそうです。

101巻の内容が「あれが、業界を批判できるぎりぎりの所なんですよ」だそうです。

また「美味しんぼ」は非常に費用対効果の悪い作品で、稼ぎの多くは食べ物に費やしてきたと打ち明けています。

頂く原稿料と、単行本の印税のかなりの額が食べ物で消えた。ただ、私としては、「これは読者に代わって、食べ、飲んでいるのだ」といつも考えていた(ウソつくんじゃないよ。調子の良い、言い訳だね。本当のところは、美味しいもの、美味しお酒を飲みたかっただけなのにね)。

そして「美味しんぼ」の今後についても。

やめるのではなく「今までと進め方が違う」として、次のように書かれています。

私は、地方を回る毎に、地方がどんどん疲弊していっているのを痛感する。地方の人口が減り、なかんずく若者の数が減っていると言う事実に激しい悲しみを覚える。

そのため日本の文化を守り伝えるために、郷土料理を取り上げる「日本全県味巡り」を力の続く限り続けたいのだとか。

「日本全県味巡り」で各県の郷土料理、郷土の文化を「美味しんぼ」に記録しておくことには意味がある、と思うのだ。

誰にでも手に取れる形としてのマンガ、というのはありますね。「美味しんぼ」で食について学んだという人も多いのではないでしょうか。

今後、どのような形で展開されていくのか、楽しみです。

↓Amazonのカスタマーレビューも賛否両論です。

美味しんぼ 101 (101) (ビッグコミックス)

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