【トキソプラズマ】妊娠中は加熱が不十分な肉や土いじりに注意

マタニティ

妊娠中の寄生虫感染 赤ちゃんに障害もという記事がありました。トキソプラズマという寄生虫により、赤ちゃんの脳や目に障害が出る場合があるのだそうです。

母親が妊娠中に感染したトキソプラズマと呼ばれる寄生虫によって、脳や目に障害が出た赤ちゃんが3年間に16人いたことが日本小児感染症学会の調査で分かり、加熱が不十分な肉などが感染の原因となることから、妊娠中の人に注意を呼びかけています。

トキソプラズマは寄生虫で、トキソプラズマ – Wikipediaでは「特に妊娠初期に初感染した場合、胎児が重篤な障害を負うことがある」と説明されています。

トキソプラズマは加熱が不十分な肉を食べたり、猫の糞が混じった土をいじることで感染するそうです。

妊娠中に初めて感染すると、胎児にも感染し「脳や目に障害が出る先天性トキソプラズマ症で生まれる」恐れがあるのだとか。

先天性トキソプラズマ症の赤ちゃんは、昭和60年に行われた調査で1例しか報告されず、まれな病気とされてきましたが、食生活の変化やガーデニング人気の影響などで報告が増えているとみられています。

確かに、昔は生肉を食べるようなことは多くなかったですし、ガーデニングという言葉もなかったですね。

ググったところ、妊娠中の検査「トキソプラズマ検査」の巻|プレママタウンという記事がありました。血液検査でトキソプラズマ抗体の有無を調べ「最近の感染=妊娠後の感染か、古い感染=妊娠前の感染かを調べる」ということを行なうそうです。

妊娠14週以前の妊娠初期では、胎児への感染率は10%以下と低いのですが、症状は重くなりがちです。妊娠中期・後期になると、妊娠15~30週で約20%、妊娠31週以降で約60~70%とだんだん感染率は高くなりますが、不顕性感染(症状が出ない)や軽症ですむことが多くなります。

「早期発見と治療によって、重症になるケースを減らすことができます」とのことです。