ソフトバンク、スプリントとTモバイルUSを経営統合へ

2017 10 17 1108

ソフトバンクが、アメリカ第4位の携帯電話会社であるスプリントと、ドイツテレコム傘下で同第3位のTモバイルUSを経営統合することで、ドイツテレコムと合意したようです。ソフトバンク:米スプリント統合大筋合意 米携帯3位とという記事になっていました。

ソフトバンクグループは、傘下の米携帯電話会社4位のスプリントを、ドイツテレコム傘下で同3位のTモバイルUSと経営統合させることでドイツテレコムと大筋合意した。

ネタフルでは2012年に、ソフトバンク、アメリカ携帯電話3位「Sprint Nextel」買収!?という記事を書いていました。孫正義の手を持ってしても、単体ではどうにもならなかった‥‥ということでしょうか。

とはいえ経営統合が実現すると、1位のベライゾン・コミュニケーションズと2位のAT&Tの2強に匹敵する規模になるということです。

米携帯2社の統合交渉大詰め ソフトバンク系スプリントによると、ソフトバンクはスプリントの買収後にTモバイルとの経営統合を目指していたということですが「米規制当局が業界の寡占化に難色を示したことで、14年に統合交渉を中断した」ということです。

ただ「企業寄りの政策を掲げるトランプ米政権の誕生」により、可能性が出てきたと判断して交渉再開したそうです。

そういえば孫社長、トランプ大統領が誕生した際にいち早く会談してましたよね。2016年12月に米に5.7兆円投資 孫正義氏、トランプ氏と会談という記事になっていました。その時に孫社長は「今日は話していない。ただ、様々な規制緩和をすると(トランプ氏は)おっしゃっていた」とコメントしていました。