日本テレビが、タカラトミーから株式譲渡を受け、タツノコプロを買収することが明らかになりました。タツノコプロを日テレが買収 タカラトミーが株式譲渡という記事になっていました。
タカラトミーは1月29日、株式の74.3%(議決権ベース)を保有している子会社・タツノコプロの株式の54.3%を日本テレビ放送網に譲渡することで合意したと発表した。譲渡価格は非公開。
タツノコプロといえば、科学忍者隊ガッチャマン、いなかっぺ大将、けろっこデメタン、一発貫太くん、破裏拳ポリマー、新造人間キャシャーン、タイムボカン、ムテキング、ゴールドライタン、超時空要塞マクロス、モスピーダ、赤い光弾ジリオンなど、アラフォーにもとても馴染みのあるアニメプロダクションです。
そのタツノコプロの親会社が、タカラトミーから日本テレビに移ることが明らかになりました。日本テレビではタカラトミーが保有する74.3%の株式から、54.3%を譲り受けることで合意したそうです。
タカラトミーは玩具事業の強化と海外事業に集中投資するビジョンを掲げており、株式譲渡により事業ポートフォリオの最適化を図るとしている。
テレビアニメのことはテレビに任せて、ということでしょうかね。とはいえ、タカラトミーもタツノコプロの20%の株式は引き続き保有します。
日テレのコンテンツ制作力とメディアパワー、タカラトミーの商品開発・流通営業力を活用したキャラクタービジネスの拡大や、日テレグループの海外ネットワークを活用したタツノココンテンツの海外販売などを拡大するとしている。
こうなると、タツノコプロのアニメは他局では放送されなくなるのでしょうか。
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同局では4月から、情報番組「ZIP!」で「ハクション大魔王」のミニコーナーを放送。また、昨年放送されたアニメ「ガッチャマン クラウズ」について、映画化も視野に入れた続編制作を模索しているという。
日テレはタツノコプロのキャラをテレビや映画などにリメークする。まず4月から同社の朝の情報番組内でハクション大魔王の短時間アニメを放映する計画だ。買収を機に、タカラトミーとも協業。既に両社でプロジェクトチームを立ち上げ、共同でキャラ関連の事業を展開する方針だ。