米ツイッターに買収提案相次ぐ、80-100億ドル近いオファーも=関係筋という記事より。
トップ同士の交渉はないものの、ここ数カ月の間にグーグルやフェイスブックなどの幹部がツイッターと買収の可能性について接触したもよう。関係筋によると、これらの話し合いに進展はなかったようだ。
「話し合いに進展はなかったようだ」とはいうものの、GoogleとFacebookがツイッターに対して買収提案を行ったようです。
ツイッターのようなIT(情報技術)新興企業は、ユーザー間の交流を提供し、豊富なユーザー情報を保有しているため、市場関係者はそこに「大きな価値を見いだしている」(カーツワイル氏)という。
中には「80~100億ドル(約6600~8250億円)近いオファーもあった」ということですから、大変な金額です。Googleもリアルタイムの情報が欲しいし、Facebookでも、そうなのですね。
関係筋によると、ツイッターは2010年に4500万ドルの収入を得ているが、人件費やデータセンター投資で、最終損益は赤字となっている。
GoogleやMicrosoftがデータにアクセスできるように契約し、ツイッターが黒字化を達成したという記事を書いたのは2009年12月でした。
その後、2010年に事業が拡大したのでしょうね、最終損益は赤字です。今回は話し合いが進展していないということで、すぐに動きがあるということではないようです。
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▼「TwitterがFacebook、Googleと買収について話し合い」の報道
Twitterは12月に2億ドルの資金を調達しており、このときの評価額は37億ドルだった。
同紙が関係者の話として伝えたところによると、フェイスブックやグーグルの幹部はこの数カ月の間に、ツイッターの幹部と複数回接触。ツイッターの推定企業価値を80億~100億ドル(約6600億~約8250億円)と算出した。