NEC、レノボと合弁交渉 パソコン事業、競争力強化へという記事より。

NECが中国のパソコン最大手のレノボ・グループ(聯想集団)と、日本国内での合弁を含むパソコン事業の提携交渉を進めていることが分かった。NECはパソコン販売台数で国内首位だが収益力が低く、提携による競争力強化が必要と判断した。

NECが、パソコン事業でレノボと合弁交渉をしている、というニュースです。合弁会社の出資比率など具体的な内容はまだ協議中ですが、それぞれのブランドは維持されるようです。

NECは販売台数では国内首位なものの、収益力が低く「両社は部品調達の共通化や機器の共同開発でコストを削減し、競争力を高めることをねらう」ということです。

NECはパソコン黎明(れいめい)期の1979年に参入し、80年代には「PC―9800シリーズ」が高機能パソコンの代名詞になるなど、日本市場では代表的な存在だ。90年代後半に米パッカードベルを傘下に収めるなど、海外展開を進めた時期もあったが、シェアを伸ばせず、海外からは2009年に撤退した。

ぼくが初めて購入したパソコンは、PC-6601でした。次に購入したのがPC-8801mkII FRだったので、まさにNECと共に歩み始めたパソコン人生です。

なので「将来のパソコン事業の切り離しにつながる可能性もある」というのが、ちょっと寂しいのですが、致し方ない部分もありますね。

米調査会社IDCによると、09年の国内出荷台数は約245万台、市場シェアは18.3%で、2位の富士通をわずかに上回った。

シェアではトップを確保しているものの、価格競争で採算をとるのが難しくなっているようです。こうした状況から、関係者によると「水面下で他社との提携や事業の切り離しを模索してきた」のだそう。

一方のレノボは世界シェアでは4位なものの、日本では8位と伸び悩んでいます。お互いを補完する関係になりそうです。

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一方、レノボは米IBMからパソコン事業を買収して規模を拡大したが、日本ではシェアが低迷している。また、無線通信やIT(情報技術)分野を強みとするNECと提携し、世界市場での事業拡大に弾みをつける構えだ。