米ヤフー64%減益と苦戦…グーグルと明暗という記事より。
米インターネット検索大手のヤフーが21日発表した2008年7-9月期決算は米景気の減速で苦戦、売上高は17億8642万6000ドル(約1786億円)と前年同期比で約1%増の微増収にとどまる一方、コストの増加で純利益は約64%減の5434万8000ドルに大きく落ち込んだ。
アメリカのYahoo! が、アメリカの景気後退を受けて売上高が1%増に留まり、さらにコスト増加により純利益が約64%も減少し5,434万8,000ドルに落ち込んでいます。
ライバルとなるGoogleは、売上高約31%増、純利益約26%増の増収増益を発表したばかりでして、大きく明暗を分けています。
いずれも2008年7月から9月期の決算です。
ヤフーはソフトウエアの開発費などが膨らんだ。またマイクロソフトによる買収申し入れで、コンサルタント費用など約3700万ドルを支払ったことも負担となった。
Microsoftから仕掛けられた買収話も、大きく影響しているのですね。今回の発表から早速、10%の人員削減を発表しているYahoo! です。
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