急成長もストップ? 「ガリバー」兄弟2人社長の波紋という記事より。

創業者の羽鳥兼市社長(67)が6月1日付で代表権のある会長に退き、長男の裕介専務(37)と二男の貴夫専務(35)の2人が同日付で同時に社長に昇格するというのだ。

中古車販売のガリバーインターナショナルが、社長が二人誕生するという人事を発表しています。

社長になるのは、裕介専務、貴夫専務の兄弟で、同時に社長に昇格します。

「2人とも当社の創業期に入社したメンバーで、今日までも大変強いリーダーシップを発揮してきました」

社内には特に驚いた様子はないということですが、リーダーが二人いるというのはどうなんでしょうね。うまく回るんでしょうか。

評論家は、

「『社長』は会社法上の肩書ではなく呼称にすぎないため、トップの考え方としてはどうやろうと勝手。ただ、過去に2人社長というのは聞いたことがない。部下はどちらの社長に判断を仰げばいいのか、取引先はどちらと話をすればいいのか、混乱を招く恐れもある」

と指摘しています。

社内はもちろんですが、社外の取引先も困るんではないでしょうかね。兄弟で意思疎通ができるとはいえ、お互いに考えてることに違いはあるでしょうから。

どちらかがどちらかの意見に従うというのなら、社長と副社長くらいの方が混乱も少ないように思いますが。

最近のガリバーは低迷気味。株価をみても、7日の終値は3610円で、昨年4月6日の終値7950円の半値以下。

社長が代表権を持ったまま会長になるということなので、実質的には会長が指示するという形をとり、今回の人事はサプライズで話題作りという側面もあるのでしょうか。