そのまんま効果でシーガイアが初黒字という記事より。
宮崎市の大型リゾート施設シーガイアを運営するフェニックスリゾート(同市)が、07年3月期決算で営業利益2億2000万円を計上し、93年の開業以来、初の黒字を達成したことが24日分かった。
1993年の開業以来、14年目にして初の黒字達成の「シーガイア」だそうです。
宮崎県の営業マンになるといって就任した、東国原英夫知事の宣伝効果というのも大きいのではないでしょうか。お陰で宮崎県が近い感じがします。
06年3月期の営業赤字5億7000万円からの黒字化で、売上高は前期比2・6%増の142億円。最終損益も2億9900万円の赤字と、前期の12億円から赤字幅を大きく圧縮した。
すごいジャンプですね。「1億円貸し切りプラン」などの施策もしていましたが、そうしたことも奏効したのでしょうか。
「シーガイアに映画のオープンセットを造れと言った」という、ビートたけしの言葉もその内、実現するのでしょうか。
一方で、シーガイア初の営業黒字も大型室内プールは閉館へということで、年間入場者数が減少し続けていた大型室内プール「オーシャンドーム」は閉館するそうです。
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経営破たんした同社を01年9月に買収した米投資会社の経営再建策が軌道に乗り始めたことに加え、今年1月に就任した東国原英夫知事によるPRで観光客が増えるなどした「宮崎ブーム」も追い風になったとみられる。
同社によると、オーシャンドームは流水プールやスライダーを備え1993年のリゾート開業と同時にオープンしたが、利用者は95年度の約125万人をピークに減少。昨年度は約26万人とピーク時の約2割になった。