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手にとったことはありませんが、もちろんその誌名は昔から知っています。2003年創刊のマガジンハウスのライフスタイル誌「ku:nel(クウネル)」が、2016年1月20日の発売号からリニューアルしたのですが「全然クウネルじゃない」とこれまでの読者から反発を喰らい、Amazonカスタマーレビューには☆1が50件以上並ぶという事態になっていました。

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ここまで見事に☆1が並んでいるAmazonカスタマーレビューも、なかなか見かけません。現時点では、☆1が54件、☆2が2件、☆3が0件、☆4と5がそれぞれ1件です。

Amazonカスタマーレビューを読むと「全然クウネルじゃないし、おしゃれじゃない」「これまでの連載も何の予告もなく終了」「今までとコンセプトが全く異なり、別の雑誌」「裏切られた気分」「ショックと哀しさで唖然」といった文言が並んでいます。

いつもつたない話を聞いて頷いてくれていた優しい男友達が急にマッチョになって、「なにうじうじしてんだよ!」と肩を叩いてくる。そんな気分です。

これまでの読者がついていけない程の、前のめりなリニューアルになったようですね。

「Oliveが突然、豹変してしまったときと同じようなショック」というレビューもあったのですが、新しく編集長に就任した淀川美代子さんはオリーブの元編集長でもあります。

30年後の“元オリーブ少女”へ! 淀川美代子編集長に聞く、新生『クウネル』という記事になっていました。

「昔『オリーブ』を読んでいたけれど、大人になってあまり雑誌を読まなくなった人が『久々に雑誌を見てみようかな』という気持ちになるような雑誌を目指したいですね」と意気込みました。

オリーブは1982年創刊、2003年に休刊なので、確かに「オリーブ少女」たちが50歳くらいに差し掛かっているのでしょう。これまでの「クウネル」を愛読していた50歳と、これから50歳になる「オリーブ少女」の違いが、誌面に反映されているのかもしれません。

「昔のオリーブ少女にもまた読んでほしい」というメッセージもありますが、これまでの「クウネル」愛読者はターゲットから外れてしまったようです。

ただし、Amazonでの評価が全てではありませんので、書店でどんな売れ行きになっているのか気になるところでもあります。