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Web担当者Forumで、拙著「マキコミの技術」の一部公開が開始しています。「ネットでは「ギブ&テイク」よりも「ギブ&ギブ」 | マキコミの技術 #4」として第4回目が公開中です。

少し前なら「相互リンク」、ツイッターなら「相互フォロー」が、「ギブ&テイク」のひとつの典型です。しかし、そのような、義理や形式的な付き合いで作られたルートを流れる情報の価値があまり高くないことは、ネットで活動を継続している人なら、誰もが気付いてしまっています。

ネットに長く生きることで気付いた一つの法則が「ギブ&ギブ」でした。これは特に、ブログになってから顕著です。

自分がただ好きで書いていることが、いつか誰かの役に立つのは嬉しいものです。最近はツイッターで言及されたり、Facebookの「いいね!」であったり、誰かの役に立っているということも、可視化されやすくなりました。

ひいては、いつか自分で書いたものが自分の役に立つということもあります。何かの設定であるとか、構築の方法であるとか。

そして‥‥

ネットではすべての記録が残りますから、この微妙な差も蓄積され、だんだん大きな差として見えるようになります。一方、「ギブ&ギブ」の精神で活動を続けた記録もすべて残ります。すると、見ている人はきちんと見てくれているもので、困ったときに誰かが手を差し伸べてくれたり、この人のアフィリエイト広告経由で買い物をしようと考えてくれたりして、いつかは自分のところに返ってくるものです。

というように、いつか、誰かかのギブ、つまりテイクを貰える時もやってくる、のです。

少なくとも、ぼくが見ている範囲では、そうした小さな「ギブ」の積み重ねが、ネットの黎明期から続いています。もちろん中には「利用してやろう」という気持ちで近づいてくる人もいないではありませんが、自然とそうした狙いでのつながりは、途切れていくものです。「ギブ&ギブ」の気持ちで付き合っているからこそ、よい友情関係のようなつながりが継続していくのではないでしょうか。

言うなれば「情けは人のためならず」ということでもあるのかもしれません。ネットにおける重要な考え方の一つである「ギブ&ギブ」が、より可視化されやすくなり、細く長く繋がるのが最近のソーシャルメディアと言えるかもしれません。

#1#2#3もどうぞ。

マキコミの技術

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