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いじめに遭い、引きこもりになった経験などを綴った、なだぎ武の自伝小説「サナギ」です。

早くから大人びていた「私」は、中学時代に受けた凄愴なイジメを経て、いよいよ内に向かっていく。やがて部屋から一歩も出なくなった「私」は、代償として食を断つこと、膨大な書物を読むことを決めた―。歩みを止めた「私」がそこで何を見、何を考え、どのようにして出てくることができたのか。

「壮絶なイジメに遭った経験、その後引きこもり状態になり、食を絶ち極限状態にまで陥る過程などを克明に描く」というないようになっています。

タイトル「サナギ」には「今で言う引きこもりだったから、殻を破って出ていくイメージでつけた」という思いが込められています。

当初は友近との交際についても書くつもりだったものの、量が多くなって見送られたということです。「次で書くなら彼女と合作で『ディラン&キャサリン 破局とその後』ですかね」となだぎ武。

特に引きこもりの子を持つ親に読んでほしい。お互い歩み寄るきっかけになれば」とも。

サナギ

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