新潮ドキュメント賞 山本譲司元議員が受賞 獄中生活描きというニュース。

第3回新潮ドキュメント賞・小林秀雄賞(いずれも新潮文芸振興会主催)の選考会が30日、東京都内であり、新潮ドキュメント賞に、秘書給与詐取事件で実刑判決を受け服役した元民主党衆院議員、山本譲司さん(41)の「獄窓記」(ポプラ社)が選ばれた。

獄窓記

テレビのドキュメンタリー番組か何かで見たと記憶しているのですが、獄中で障害を抱えた受刑者のお世話などをしていたそうで、「獄窓記」はそうした話なども書かれているノンフィクションだそうです。

獄中生活は、それが元議員の体験とは信じ難いほどすさんだものだ。心身に障害を持つ受刑者の世話係に配置され、汚物処理作業や下の世話に従事する様子や、「お前、自分を捨てたな」と笑う看守らの目に見えぬ圧力が冷静なタッチで記されている。

罪を償ったかに見せて犯罪を繰り返す人もいれば、こうしてノンフィクションで賞を受賞する人もいる。さまざまな事件を目の当たりにするにつけ、いろいろと思う訳ですが、簡単な何かの言葉で片づけることはできない難しさがあると、改めて考えさせられます。

恐らく春先に行われたであろうインタビュー記事もありました。興味のある方はそちらもどうぞ。

獄窓記特別インタビュー

現在の制度では、障害のある受刑者が刑期を終えて出所したときに、何のケアもなくポンと放り出されてしまうのが現実なんです。そうではなくて、出所する前に社会復帰に向けた訓練をしてもらうための制度や施設、「障害を抱えた受刑者の出所後のシェルター」と私は呼んでいるんですが、そうしたものを作りたいと考えています。それが当面の目標ですね。それと同時に、来年監獄法の改正があるんですが、それに向かっていろんな意見を発信できればと思っています。

この人は、どこへ向かっていくんでしょうね。