他サイトへの寄稿(記事転載)はブロガーにとって良いことなのか?

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最近、ブログの記事を他サイトに寄稿(転載)することの是非が話題になっていますね。BLOGOS退会したら検索流入が三倍に増加したという記事があり「なるほどなぁ」と思いながら読みました。

BLOGOSの対応は早く退会と共に即座に全記事が削除され、グーグルのインデックスからも瞬時に消えた。今年度の検索流入数の推移を下表にまとめた。4月から12月の月平均は5720件、11月は9935件の検索流入だったが、12月の検索流入数は前月の約三倍に膨れ上がった。

そもそものネタフルのスタンスとしては、

・他サイトで記事は書かない

というものです。どこかで何かを書くよりも、自分のブログで書くのが長い目で見て最もメリットがあると考えているからです。

そもそもネタフルではニュース的なものが多いですし、話題が沸騰するような記事も書いていないので、転載の話もきません。

実は「BLOGOS」にもお声掛け頂いて参加しているのですが、上述したような理由もあり、良いのか悪いのか、確認したところほとんど転載はされておりませんでした。

もちろん「BLOGOS」への転載がすべからくNGということではありません。

もし、一ブロガーとして知名度を獲得することが目的ならBLOGOSへの転載はお勧めする。運が良ければ記事閲覧数は十倍位に跳ね上がるかもしれない。しかし、メディアとしてブログを育てて行きたいと考えるなら、検索エンジンからの流入についても検討する必要はあるだろう。

自分のスタンスと照らし合わせて、寄稿(記事転載)についてどう考えるか、ということが重要なのでしょうね。

さて、元々の話題はこのあたりの記事から始まったでしょうか。

ガジェット通信に記事を転載されたが……! – Hagex-day info

え、12月14日のアクセス数は16アクセス! 12月14日の総PV数は9万4500(ピッタリだった)なので、ガジェット通信からのアクセス割合は全体の約0.016%。

この数を見ると、メリットよりも、以下のガジェット通信に転載されるデメリットの方が気になってくる

Q「ガジェット通信に寄稿したらPV増えますか?」A「いいえ減ります」 – 情報の海の漂流者

ネットメディア各社へのコンテンツ提供というのは基本的に、「自分のところのPVに反映されなくてもいいから記事を多くの人に読んでもらいたい」というスタンスでやるべきかなと思います。

寄稿したら元記事が検索結果から吹っ飛んだ件 インターネット界隈の事を調べるお

パンダアップデートなどでこれだけナーバスになっている昨今、僕自身もオリジナルコンテンツの重要性を述べたりしている中で軽率であったと言わざるをえないので、悪いのは自分なのですが、ここまでアレだとは思わなかったなぁ・・・。ちなみにどちらの記事もタイトル名での検索結果の1位は寄稿先のページでした。

自分のブログよりも転載先のサイトのパワーの方が強い場合がほとんどでしょうから、検索エンジンでは自分の記事が沈んでしまうのですよね。

これはソーシャルブックマークなども同様だと思いますが、元記事が沈んでしまうという問題はけっこう前からあった気がします。でも、転載先のサイトとしても、読まれないとビジネスにならない訳ですし。

語り尽くされておりますが、現状の結論としては、

・知名度の獲得としては寄稿(記事転載)はあり
・重複コンテンツはSEO的にはなし

という感じになるでしょうか。

ちなみに、

<meta name=”original-source”

というタグを使うとなんとかなったりしますかね?

個人的には「寄稿」は面白い仕組みだなぁとは思っていて、重複コンテンツとしてではなく、本当に知人のブログで記事を書かせてもらうとか、そういうのは良いと思うんですよね。ということで、ネタフルでも寄稿をお待ちしています!

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