ブログで「広告」明記の広告業界ガイドライン

ブログで宣伝、「広告」明記を 口コミ広告業界がガイドラインという記事より。

インターネットのブログなどで商品を紹介する口コミ広告に悪質なものがあるなか、広告業界がガイドラインを策定した。口コミ広告業界のガイドラインは初めて。ブログの口コミ広告市場規模は拡大しているが、ブロガーらが広告したい企業から報酬や商品提供を受けていながら、消費者に伝えていないケースもあるという。

「一般ブログを装った悪質な広告ブログもあるのが現状だ」ということで、アメリカでも広告主との関係を明確にしないと最高で100万円の罰金、という話も出てきました。

日本でも「記事広告だけれど分かりやすい場所にその旨を明記していない」というケースもあるようです。分かる人は分かると思いますが、読者との信頼関係という意味でも「広告」は明記されていた方が良いですね。

個人的には記事広告良いと思いますが、広告主の要請なのか、そのこと自体を分かりにくく表記したり隠すのは良くないな、と思います。

アクセス数の多い著名人のブログは、有効な広告媒体として認知されている。実際、広告代理店に提示するタレントのリストに、ブログでの商品広告の仕事を受けるという意味で「ブログOK」と記載する芸能事務所があるほどだ。

お金を払って記事にしてもらうという動き、最近はツイッターでも出てきているように思います。明らかに唐突に登場する話題など、ずっとタイムラインを見ていると「うむむ?」と違和感を感じる場合があります。

特にツイッターは反応がリアルタイムなので、そういう意味ではブログよりも効果が目に見えやすいので、つぶやいて○○円という話になりやすいのかもしれません。

そういうケースが増えてくるようだと、いずれツイッターにも「広告」明記という話が出てくるでしょうか。

お金を払って書いて貰うのは手軽で良いですが、それが果たして企業と読者との関係構築に繋がっているか、というと微妙なところがあるような気がしますし、ブロガーと読者との信頼関係も壊れていくような気がします。

ブログやツイッターは信頼の積み重ねでもあると思うので、時間をかけて築いた関係を安易に壊してしまうのはもったいないですよね。と、個人的には思うのですが。