ブログで書いているのは好きなコト

初心者ブロガーが「ブログ青春時代」を卒業するときという記事がありました。

ブログのテーマ選びは難しい。まず多くの人が頭を悩ますのが、「好きなことをメインにするのか?」、それとも「ページビューがアップするテーマを選ぶのか?」だろう。

ブログをはじめ、右も左も分からずに自分の「好き」を発信し、アクセスが増えたとか、ちょっとのことでも楽しい時期のことを「ブログ青春時代」とし、いつしか「もっとたくさんの人に読んでもらいたい」と青春時代を卒業する、というお話です。

なるほど、青春時代。そういうくくりだと、ぼくもまだまだ青春時代のまっただ中にいる! ということになります。嬉しいです。

ブログを書きはじめてから4年以上経ちましたけど、書くことが楽しくて仕方ありません。「明日は何を書こう」と、朝が待ち遠しいくらいです。

青春時代の卒業として「もっとたくさんの人に読んで」もらうために、

するとブログに接する態度が自分の「好き」を書くから、他人の「好き」を書くに変わっていく。

として、この状態を「就活」と呼んでいるのですが、個人的には好きなことを書き続けていてもアクセス数が増えていくのが、ブログの良さなんじゃないかと思っています。

筆者の体験として「メディア論がバツグンにおもしろい」けど、他の話題も多いブログがあったのだけれど、

私が読みたいメディア論は、10~15日に1回更新があるかないかだった。

ということで、RSSリーダから削除してしまった、という体験が紹介されています。

確かにメディア論を続けていればファンも増えたでしょうが、しかしブログを続けていくことはできなかったかもしれません。

「なにしろ更新頻度からいえば、その筆者がいちばん興味があるのはゲームなのだから」とあるように。

自分の体験からしか書けないのがアレなところですが、ぼくは今も昔も自分が好きなことだけをネタフルで書いています。

デジカメのこと、子育てのこと、Macのこと、ネットのこと、Amazonで見つけた面白そうな本のこと、アドエスのこと、浦和の飲食店のこと、そしてサッカーのこと。

サッカーのことといっても浦和レッズの話ばかりですから、きっと他クラブのサポーターからすれば面白くないでしょう。

でも、サッカーには興味がないけれど、ネタフルで書かれているとつい読んでしまう、という人もいます。ネタフルを読んで子どもを撮影するために一眼レフデジカメを買った、という人もいました。

ネタフル=コグレマサトというフィルターを信頼して、読んでくれている人がいるんだ、というのを実感しました。

そしてそういう人たちに、もっともっと楽しいネタを届けたいと思います。でも、まずは自分が楽しめないと続けられません。でも楽しんで続けていたら、いつの間にか月間100万PVのアクセス数になっていました。

だからぼくは馬鹿の一つ覚えみたいに「ブログで大切なのは続けること」と繰り返しています。

きっとジャンルを絞るとか絞らないとか、考えなくても大丈夫です。自分の興味があることを書く。それが自然にブログのカラーになります。そのブログはあなたです。

誰も読まないエントリーもあるかもしれない‥‥そんなことはないです。きっと誰かが検索エンジンで検索してたどりつきます。

あなたが今日書くことは、明日きっと誰かの役に立つ。

単純な運動だって、繰り返していれば筋肉を育てます。そうすれば、気づいたときにはいつもより高く飛べるようになっているはずです。高く飛べば、見えなかったものが見えるようになります。

書かないよりは書いた方がいい。

分からないことは分からないと書いてみる。面白いと思ったら写真をとって載せてみる。美味しかったと書いてみる。悲しかったと書いてみる。

とにかくなんでも書いてみる。ぼくはそう思っています。

追伸:ジャンルを絞って書くことを否定するものではなく、好きなことを書いているだけでも変わっていくんだよ、ということを伝えたくて書いたものです。考えるきっかけを下さった筆者の松岡美樹氏に感謝です。