Tシャツブランド立ち上げにブログを活用した事例

欧米での企業ブログのケーススタディ(11)より。

厳密には企業ブログとは言えないが、今回はKeiko Grovesというフロリダ、オーランドに住む学生によるブログについて解説したい。

起業というと大げさに聞こえますが、週末起業やアフィリエイトなどで敷居が低くなっているのも事実。「このトレンドを作った主たる要因はブログにある、といっても差し支えないだろう」というのには同感です。

この記事では、地元で販売されている服のセンスが気に入らなかったことから自分でデザイン、制作をした女性がブログを使ってマーケティングしていく様子を解説しています。

彼女は、祖母から裁縫を学び、50セントで買ったTシャツを自分流にデザインしはじめる。このような方法で一点ものしかない彼女独自のTシャツができた。

このTシャツを大学のキャンパスで欲しがる人たちがいて、これがきっかけとなり、彼女のTシャツ販売ビジネスがスタートしたそうです。

彼女の制作するオリジナル服のターゲットがブログを読んだり書いたりする層であったため、すぐにブログを立ち上げ、マーケティング活動を開始したそうです。

内容は「彼女の身の回りの生活やペットの犬の話題、それに加えて、彼女や友達がモデルになったオリジナルの服の写真」ということなので、実際にはマーケティングという大仰なことは考えていなかったかもしれませんね。

しかし、結果的にそれが親近感・信頼感の醸成に貢献し、彼女のファンが増えていったそうです。

その中には、100ドル以上使うティーンの顧客や、新しく服を作ってくれという依頼も増えているという。また、ロンドンやニュージーランド、オーストリアなど、海外からのオーダーも来ているという。

ワールドワイドにビジネスが展開してしまっています。

2004年の段階では月に800ドルほどの収入があり、「経費を差し引いても、彼女の大学の学費、家賃、携帯電話代などがカバーできている」とのこと。立派にビジネスとして機能しています。

きっかけは本当に些細なことなのですが、アイデア次第なのだなぁ、と思いますね。記事でも、

起業ができない理由には、資本がないとかコネがないとかがあるだろうが、このようにブログマーケティングでほぼ経費が必要ないとなると、あとはアイデア次第ということになる。もう他の言い訳ができない時代になってきたのかも知れない。

と書かれていますが、全くその通り。

雑誌もTV広告も使わずに自分のファッションブランドを立ち上げた彼女のことを「未来のスーパーマーケッター」と呼ぶ人もいるそうです。

自分だけのオリジナルグッズを作っている人も少なくないのではないでしょうか。あとはそれをどうマーケティングしていくか、という部分に関してはブログも出てきて、なおかつブランディングもしやすくなっています。

アイデアをひねり出すのが大変ですが、オリジナルTシャツで成功している人もいる訳ですから、意外に身近なところにネタは転がっているのかもしれません。

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