ISPから見たBlogビジネス:OCN「ブログ人」統括 河村明氏インタビューという記事より。

二年以上前からBlogger等を見ていて、昨年から日本でも出始めたのでずっと気になってました。最初、周囲の声では「Blogは日本では流行らない」という意見もあったのですが、面白そうだということで導入を検討することとしました。

「ブログ人」を統括している河村明氏のインタビュー記事です。NTTコミュニケーションズ C&O事業部 OCNサービス部に所属されているそうです。

ブログ人のネーミングは200個くらい候補に挙げた中から何か引っかかるということで残しました。違和感というか何かあるといえばある名前ですが、人の記憶に残ってなんだか気になるというところで採用に至りました。

なるほど。確かにひっかかりますが、個人的には「Blogzine」という表記の方が好きかもしれません。素直にカッコイイと思います。「日本沈没地図も別名があったりしたのですが、同様にちょっと毒の要素も感じるNTTコムっぽくない名前を混ぜてみました」という行があるのですが、この「NTTコムっぽくない」というところを非常に意識されているのかもしれませんね。

立ち上げは兼務を含めて四人で行ったので正直きつかったです。まずは「Blogって面白いよ、まずは使ってみようよ」というところから始めて社内に広めていました。

これがスムーズに行ったところと、そうでないところの差は大きいかもしれませんね。そして「ストレートに、トータルで収益が上がっているものなのでしょうか。」という質問に対しては、

まず、プロモーションにはなっている感触があります。問い合わせ件数は多くなりました。またメディアでの報道を見ていても、Blogを導入していないと取り上げてもらえないような状況が続いています。あと、OCN全体のトラフィックでも若干増えているのかもしれません。

ということで、裏を返せば収入には直結していないようです。ただ、ご本人がおっしゃるように「まだ始まったばかりで経年変化も追えないですし、一時のブームではなく、じっくりと使ってもらえる息の長いものとするには、長い目で考えたいです」というところでしょう。日米の市場の違いに関しては、

まず、日本だとページを飾る人が多いです。これはもうびっくりしました。凝ったデザインを作って色々なものを足していく。これは米国だとあまり見ない傾向です。

このように捉えているそうです。とすると、スキンのような形でテンプレートを次々入れ替えられるサービスというのは、ある程度は必須ということでしょうか。また、そこから一歩進むために、例えばCSS講座のようにものも必要なコンテンツになるでしょうか。

ウェブの世界の捉え方として、個人が情報を発信し、繋がり、一緒に何かを作り上げ、作り上げたものが公開されるというサイクルでコミュニケーションやサービスを捉えているだという話が印象的に残っている。

この記事に関して、河村氏が自身のblogで追記をされています。そちらも参考にどうぞ。

コミュニティの形成過程とブログ...ファミレスでの深夜の会話

もう何年も前に、勤務先で、コミュニティに関する研究会を主催したことがある。ギリシアの集会の場、広場であったagora:アゴラという名前。当時、出たばかりのポストペットの作者の八谷和彦さんとか、気になる人たちを講師に呼んでディスカッションした。