シックス・アパート、「Movable Type 3.0」の新機能説明会です。

Movable Typeは米Six Apartが開発したブログ作成ツール。従来までは英語版のみ提供されており、日本語環境を構築するには有志が自主的に開発した日本語化パッチを利用する必要があった。3.0からはシックス・アパート日本法人による日本語版が提供されるほか、サポートも日本法人が担当する。

トロット夫妻が来日し、MT3.0のデモが行われたそうです。日本版の管理画面のスクリーンショットが掲載されていますが、全体的にすっきりした印象です。日本語で表示されると安心感もありますし、ユーザ拡大にも繋がるでしょう。管理画面の表示スピードも向上するということなので、期待大です。

今回の注目は、やはり「TypeKey」でしょう。

これは主にブログへのスパムコメント対策を目的としたもの。ブログへコメントする際にTypeKeyのIDを必要とすることで、コメントをTypeKeyのIDで一括して管理できる。コメントはIDごと許可・禁止を設定可能で、管理者の承認後にコメントを公開することもできる。

ほんと、コメントスパムには辟易します。少し前はIPアドレス禁止で対応できましたが、最近はコメント毎にIPアドレスを変える念の入れようで、ほとんど対策できない状態です。一つ一つ削除していくのはもの悲しい。

ユーザ登録が必要になることでコメントしにくくなるのでは、という意見もあるかもしれませんが、個人的には登録してでもコメントして下さる方のみ受け付けたい、というのが正直なところです。アクセス数が増えてくると、こちらではどうしようもないコメントも増えてきますので、「TypeKey」は歓迎します。

一方でTypeKeyのソーシャルネットワーキング的な利用方法については「そういう使われ方をする可能性はあるかもしれない」と前置いた上で、「我々はあくまでスパム対策を目的として考えている」と説明した。

「TypeKey」がいくつもあるソーシャルネットワーキングサービスのID管理に使えたら便利ですねぇ。なお、正式版の登場予定は未定だそうです。

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3.0のリリースに伴って商用版ライセンス価格は変更される予定だ。現在は一律150ドルとなっているが、これを複数のライセンス形態に分けるとしている。

情報共有/文書管理システムの構築機能を強化,ウェブログMovable Type新版

もう1つの特徴は,(2)アプリケーション開発フレームワークとして利用するためのAPIセットを充実させた点である。従来版では,デザイン・テンプレートや検索フロントエンドといった画面を変更するための仕組みを備えていた。新版ではさらに,ウェブログのアプリケーションそのものも拡張しやすくしたという。これにより,企業内で電子会議システムや稟議書のワークフロー・システムなど,情報共有/文書管理システムを構築する機能が強化された。