日本でもBlogへの企業参入相次ぐ、今後の行方は?という記事がCNET Japanにありました。現在の状況を押さえ、将来の展望まで含めて分かりやすくまとまっています。特に、eコマース関係者は是非読んでおいた方が良いのではないかと思います。

いよいよ日本でも、米国を中心に流行中のBlogに取り組む企業が増えてきた。ニフティやNTT-Xなどの国内大手企業が、相次ぎBlogサービスの展開を決めている。すでに国内のベンチャー企業数社が今年前半からBlogサービスを提供しているが、利用しているのはごく一部のインターネットユーザー。既存会員やユーザーを多く抱え、資金力もある大手の参入で利用者の裾野が広がりそうだ。

相次いでblogに参入する企業が出てきて、やはり注目されるのは、次のようなことだと思います。

このように、ここに来て各社がBlogに注目している理由は、単に「ユーザーのニーズに応える」、「アクセスを増やす」という、従来のネット上のサービスと同じものではない。各社は、Blogサービスをネット上での消費行動のプラットフォームと見立てることで、「広告に代わる新たな収益源として期待を寄せている」(NTT-X ブランドマネージャー 鈴木基久 氏)のだ。

無料で使わせて利用者を獲得し広告を掲載するというビジネスモデルではない、ということですね。

記事には「Blogは、同一人物が日々サイトを更新していくので、匿名であっても書き手の顔が見えやすい。「この人が薦めるなら買ってみようか」と思う場面も出てくるはずだ。ここに、各社は大きな魅力を感じている」とあります。個人がどの程度まで影響力をもてるかは分かりませんが、個人が書き連ねていくレビューの束というのはバカにならないものがあるはずです。少なくともネタフルではアフィリエイト経由で毎月200万円程度の売上がありますし、blog(特にMovable Type)が検索エンジンとの親和性が高いこともあり、アフィリエイト経由の商品販売が一つの大きなチャンネルになるのは間違いないはずです。

例えば、運営者が特定企業と提携し、その企業の商品がBlogの紹介を通じて売れた場合、Blogユーザーとキャッシュバックを折半する、といったモデルが考えられる。

現在でもトラフィックゲートを利用すれば、自由に楽天市場の商品を紹介することができるようになっているので、これはある意味実現されていると言えます。が、キャッシュバックの比率は非常に問題で、現在は売上の1%です。例えばこの料率が2%のところが出てくれば、乗り換えてしまう可能性は大いにあります。アフィリエイト事業者同士の競争というのも、激しくなっていくでしょう。ニフティのblogにはニフティと提携しているアフィリエイト事業者の広告しか掲載できない、ということは十分ありえますので、各事業者の囲い込みも熾烈になると予想されます。

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