広告主にも競争を強いるYouTube、ビデオ広告プログラムの提供開始という記事より。

ビデオ共有サービスの米YouTubeは8月22日(米国時間)、ビデオ広告プログラムを正式に開始した。第一弾は同日に米国でCD「Paris」を発売したパリス・ヒルトン(Paris Hilton)のチャンネルである。

チャンネルはユーザのプロフィール、お気に入りなどがまとめられたページで、基本的には誰でも作成可能です。

このビデオ広告プログラム用のチャンネルも、この通常のチャンネルの一部で、

広告プログラムは、Participatory Video Ad(PVA)と呼ばれており、YouTubeのHomeページに専用スペースが設けられるなど、利用者の目にとまりやすい仕組みとなっている。

というように、チャンネル自体が広告されるのが特徴のようです。

Paris Hiltonのチャンネルは以下のようになっています。

Youtube Paris

広告プログラムを利用しなくても話題になりそうですが、初めて広告プログラムを利用したということが、さらに話題を呼ぶのでしょうね。

掲載されているビデオも‥‥

Youtube Paris 1

このように、東京でライブイベントをしている様子で、次々に動画がアップされているようで、ファンにとっては嬉しいスピード感ではないでしょうか。

無料ビデオサービスの多くでは、再生中のビデオコンテンツに広告ビデオを差し込む方式が採用されている。この広告モデルは利用者に広告視聴を強制するため広告効果が薄く、またユーザーコミュニティによって支えられてきたYouTubeにフィットしないと、YouTubeは考えている。

確かにビデオの中に広告を入れるよりは、広告でプッシュしてくれるチャンネルというアイデアはなかなか良いのではないでしょうか。

トップページ自体にトラフィックが集まっていて、ビデオという訴求力のある自社の仕組みを組み合わせて、自サイトの中でユーザがドライブしていきます。

YouTubeでは、広告主が提供するビデオも利用者による評価の対象になる。広告主も他のYouTubeユーザーと同様に、面白いビデオや情報を提供し、コミュニティの中で評価を上げなければ数多くのビデオの中に埋まってしまう。広告主に"競争"というリスクを負わせる広告モデルである。

全ての広告主には理解されないでしょうが、モデルとしては非常に面白いですね。ここでレートの高いコンテンツを作れるということは、つまりバイラルで広まる可能性があるということです。

これはすなわち、クチコミになりやすいビデオということです。クチコミってどうやって起こすの? と思う人も多いと思うのですが、基本的には“良いもの”だったりするんですよね。