KDDI、IP固定電話サービスを2005年2月より提供だそうです。

KDDIメタルプラスは、メタル回線を利用した直収型の新電話サービス。既存固定電話網のIP化により、ユーザーは一般の電話を利用する場合と同じようにIP固定電話サービスを受けることができる。IP網を利用することで、現在NTTが提供する固定電話サービスより通話料は安価でシンプルとなる。

サービスの申込は2004年12月から、サービス自体は2005年2月より開始で、まずは東名阪から順次拡大していくそうです。電話番号は現在のものがそのまま使用でき、110番、119番にも対応しています。プッシュ回線は基本機能として提供され、電話番号表示やキャッチホン機能、ボイスワープなどもNTTと同程度で提供予定だそうです。

サービス基本料は、家庭向けが月額1575円(税込み)、企業向けが月額2520円(税込み)。NTTのように級局別の基本料ではなく、全国一律料金となっている。電話加入権は不要。開通工事費として、開通後60カ月間は月額100円を支払う必要がある。通話料は、家庭向けサービスの場合、市内通話は3分8円で市外通話は3分15円。企業向けサービスの場合は、市内・市外を問わず国内は全国一律3分8円となっている。

電話加入権が不要というのも大きいですし、何よりわずかとは言え基本料金が安くなるのも嬉しいです。実際のところ固定電話はほとんど使わないので、500円くらいの値段で、多少通話料が高いというプランもあれば嬉しいんですけど。これからの競争に期待、です。

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「KDDIメタルプラス」は、NTTが設置、保有しているものの使用していない「ドライカッパー」で、ユーザー宅とNTT収容局を結び、局内に同社の設備を置き、局間は、同社の回線で接続する仕組みだが、今回、同社は局内装置として「NGW:Network Gateway(NGW)」を開発した。これは、既存のアナログの音声データをIP変換処理を担う機器だ。

KDDI、基本料金1575円の固定電話「メタルプラス」

「2000万世帯以上のユーザーが電話のみの利用。こうしたブロードバンドを必要としないユーザーに、固定網のIP化を行い低廉なサービスを提供するのが、KDDIの責務であろう」(KDDIの小野寺正社長)

ドライカッパを利用した直収型のIP電話サービス「KDDIメタルプラス」が登場

これに合わせて、固定電話網のIP化計画も発表された。ここでは、KDDIメタルプラスをはじめとして、FTTH接続サービス向けに提供されている「光ダイレクト」「光プラス電話」、さらにはマイラインなどKDDIが展開する固定電話サービスを「KDDI高品質IP網」に接続しIP化を進める。

KDDI、独自IP網を利用した固定電話サービス「KDDIメタルプラス」

工事費用は、個人法人ともに月額105円の60回払いで支払う形となる。また、開通にともなう施設設置負担金は発生しない。