エニーミュージック、サービス開始に向けラウンチパーティを開催したそうです。

山口社長は「著作権は重要で、著作権を法律に従い守ることは“当然”のこと。”利便性”という名の元にフリーなコピーなどが許されるということではない。米国ではAppleのiTunes Music Storeのサービスが始まっており、大成功したといわれている。7,000万曲を売ったとのことで、Moraから比べるともちろん圧倒的に多いが、7,000万曲といっても、(売上は)米国の音楽業界の1%程度、“音楽業界から見て大成功”というわけでもない」。

アメリカとの環境の違いを述べつつ、iTunes Music Storeもまだまだ、とコメントしたそうです。権利の保護がしっかりできる日本のやり方でやっていく、ということなんですが、どうも絵ニーミュージックは音楽をダウンロードして聴くための“縛り”が多いように思います。

「なぜ、これだけ売れたかというと、“ゆるい”著作権管理というのもあるが、日本ではCDのレンタルや借りたCDからのMDへのダビングなどが多い。逆に言うとパッケージにこだわらないので、音楽配信の芽はあると思う。米国ではレンタルはもちろん無いし、シングルの文化というのも薄い。そのため、一曲づつ買って好みのプレイリストを作れるというiTunesは非常に新鮮で魅力的となっている。だから単に日本の音楽産業が権利者のほうばかり向いて、ユーザーの利便性を無視しているという論調は、ちょっと違うんじゃないか」

そうでしょうか? 日本でCDレンタルが流行るのは、アルバムが高いからでは? 安いDVDが売れていますが、同じ映画がVHSで15,000円くらいで販売されていた時は誰も買いませんでしたよね。1,500円くらいでCDアルバムが発売されれば、レンタルしないで買うような気がします。1曲あたり100円強ですよね。iTunes Music Storeと同じ水準くらいです。

そう考えると、保護でガチガチに縛るよりは、“ゆるい”著作権管理の方が収益自体が上がり底上げができるような気がします。1曲1曲にお金を払う、という習慣ができると思います。アーティストだって、レンタルされるよりは買って貰った方が良いでしょう。

iPodのように外に持ち出すために追加投資をするなら分かるのですが、ダウンロード購入するために端末を購入するというのは、ちょっと想像できません。

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