楽天広場がTrackBack、Ping対応へ

実はぼくも楽天広場に日記を開設しているのですが(ほとんど更新していない)、楽天広場がTrackBack、Ping対応するというニュースがメールで届きました。

楽天広場、blog完全対応へという記事でお伝えしていましたが、いよいよ実装ということなんですね。ただ、デフォルトで20万会員からPingが送信されるということで、Pingアグリゲーション型サービスにとっては致命的な事態が発生するかもしれません。

bulknewsのmiyagawa氏はPing Aggregation will be deadというエントリーの中で次のようにコメントしています。

Bulkfeeds のような Blog アグリゲーションが簡単につくれるのには、weblogs.com (日本では ping.bloggers.jp) のような更新時刻を知るサービスがあるからなのですが、ホスティング型のサービスからデフォルトで Ping が送信されると、それで他の Blog、つまりレンタルサーバにインストールした Movable Type, blosxom といった Blog ツールでつくられた Blog の更新情報が流されてしまってとれなくなる危険性があります。

と、いうことで、Bulkfeedsではフィルターで「plaza.rakuten」を弾くように設定したそうです。さらにココログ ping サーバからのアグリゲートを停止という対応もされていますね。

以前からココログ Ping サーバの役割というか存在意義は結構疑問だったのですが、楽天広場ばかりになって本格的にアグリゲートする意味なくなってきたので、停止です。

FeedBackを運営するNDO::Weblogのnaoya氏も、

数がちょっと多すぎるので、楽天広場に対する FeedBack での巡回は見送るよう設定しました。楽天広場のユーザの方には申し訳ないですが、システム保全のためご了承ください。

という対応をされたそうです。

しばらくこの波紋は広がりそうですね。楽天広場の会員さんでも、Pingを飛ばさないように設定しましたというエントリーされている方がいました。

現在の楽天広場ユーザー全員が、日記を書いてPing送信をしたら…受信サーバーが不可に耐えられず止まる事態も起こります。

なんだかこういうのを目にすると切ないですね。もちろん楽天広場の考え方もあると思いますが、デフォルトではオフで、Pingについて理解した人が自分でオンに切り替えるという対応の方が、悲しい思いをする人が少なくて済んだのではないかと思います。