アナリストに聞いてみた、「Appleの明るい未来は本物か?」という記事より。

Appleの素晴らしい四半期決算についてさらに知るべく、Needham & Co.で証券アナリストを務める友人のチャーリー・ウルフに電話をかけた。彼は、Appleのスティーブ・ジョブズCEOがiTunesをWindowsに対応させると発表した際、Apple株を1株6ドルで買ったことを喜んで明かしてくれた。株価は現在41ドル強に跳ね上がっている。

ウルフ氏は「Appleは今ちょうど勢いづいている」として、次のようなことをコメントしたそうです。

・Mac本体出荷台数の43%増は、iMac、eMac、Mac miniのローエンド製品がもたらした。
・ハイエンドのPower MacintoshデスクトップPCの売り上げはかなりペースダウンした。
・Windows OSに伴うセキュリティ問題から、WindowsユーザーがMacに乗り換えつつある。
・セキュリティ問題によってMacを選択するというのはイエスだが、iLifeの魅力によってMacを選ぶというのはノーだ。
・Mac miniの大半はWindowsユーザーの手に渡った。ウルフ氏によれば「これはキラーマシン」。

セキュリティ問題で乗り換える人が多いのはもっともだと思いますが、将来的にAppleのシェアが拡大すると、その優位性も薄れてしまうかもしれません。つまり、ウイルスのターゲットにされやすくなるということです。

iLifeが“Swicth”の要因にならないというのももっともでしょう。非常にお薦めのアプリケーションなのですが、使ったことがない人にその魅力を伝えるのはなかなか難しいことです。

「Appleの世界PC市場シェアは、現在の2%から2009年までに2倍に拡大するとウルフ氏は予測している」そうで、これは確かにAppleにとっては「明るい未来」です。

私としては、コンシューマー市場での成功をてこに、Appleには法人市場の拡大にも乗り出して欲しい。しかしそのためには、ユーザーによる「草の根レベルの努力」——職場にMacを持ち込んだり、在宅勤務でMacを使用するようになること——と同じくらい、Appleが直接手を下せるあらゆる手段を講じる必要があるだろう。