ビル・アトキンソンの今、Appleの今というインタビュー記事より。

開発メンバーのその後はさまざまだが、なかでもビル・アトキンソン氏の活動は異色だろう。同氏はグラフィックソフトウェアのMacPaintやオーサリングツールのHyperCardなどの開発者として知られる。1990年にGeneralMagicを設立したが、現在は写真家として活動している。

アトキンソン氏の現在の活動や、今のAppleをどう見るかについて、話を聞いたものです。気になる点をいくつか。

・かつてAppleにいたとき、私はクリエイティブな人々に力を与えるようなツールを開発してきた。それは今でも変わらない。
・まず自分が作りたいもの、自分を表現するためのものを作るところから始まるけれども、そうしてできたものは他の人の自己表現を手助けするだろう。
・私は自分の知識や、知り得た印刷技術を他の人に公開している。
・私は大人になった。20年前とは違う人間だ。しかしそれは、家族ができてバランスをとることを覚えれば自然の流れだろう。
・Appleはコンピュータに焦点を当てるのではなく、人々のニーズに焦点を当てている。
・はっきりいって、私はコンピュータがキライなんだ。私が好きなのは、コンピュータが私に何かをしてくれるということだ。
・スティーブが戻ってきて本当に嬉しいよ。Appleに革新性が戻ってきた。
・彼はいつも静けさと美しいデザインを重視していた。
・コンピュータにはもっと優れたユーザーインターフェースが必要だと考えている。
・キーボードやマウスはもういらない。

いくつか引用しましたけど、はっきり言って全てを読んで欲しいインタビューです。

コンピュータが人々にとって、一体何の役に立つのか。(ハードディスクが)何Gバイトになったとか、そんなことはどうだっていい。重要なのは、それで何ができるかということだ。

この部分がもっとも好きでした。そしてこの部分も。

プラットフォームは問題じゃない。重要なのは、人々にリーチし、彼らの生活をよりよいものにすることだ。スティーブは正しいことをしていると思う。

詩を読んでいるようなインタビューで、ビル・アトキンソンはまさにアーティストだと思いました。言葉の選び方は翻訳が良いのでしょうね。