Adobe max 10 05 14 03 33

初日の「Adobe MAX」基調講演の直後に行われた、Mala Sharma VP(Creative Cloud Go-to-Market and Strategy)による「Creative Cloud Update」セッションに参加しました。Adobe Creative Cloudのここまでの歩みと、今後の展望、基調講演のフォローが語られました。

Mala Sharma VPの説明

Adobe max 10 05 14 06 06

かつて、カスタマーは友達向けにデザインしたりパブリッシングしていた。クリエイティブクラウドの根幹は、まずプロのニーズを満たすこと。二つ目がプラットフォームをオープンにして新しいユーザーを呼び込むこと。

3年前にクリエイティブクラウドを導入した。最初は個人的、次にスイーツにいって、よりビジネス向けにした。最終的にはエンタープライズ向けに。その結果、大きな成果が上がっている。売り上げは右肩上がり。今年は25億ドル以上を計上する。

Adobe max 10 05 14 07 47

20%30%の新しい人たちが入ってきた。モバイルのアプリによって新しいカスタマーが入ってくる。モバイルのアプリを使っていく。1,400万IDがモバイルで作られている。今後、いかにカスタマーをエンゲージしていくのか、それが大事になる。

続いて戦略について。

Adobe max 10 05 14 10 53

デスクトップ、モバイル、コミュニティ、マーケットプレイス、心臓となるのがアセット。デスクトップアプリを拡張。デスクトップアプリのパワーをいかにモバイルにするのか。FIX、MIXなど。マーケットプレイスは動画も加わった。

クリエイティブはチームで作業するが、プールして複数人で使うようになった。クリエイターのアイデアをAdobeストックがマネタイズする。自分たちのクリエイティビティーを売ることができるようになる。クリエイティブクラウドの真ん中にはクリエイティブシンクがある。

今日の基調講演の目玉はモバイルのシンク、デスクトップアプリの革新、モバイルアプリが二つリリースされた。マーケット、Adobeストック、そしてフォトグラフィーの話。

Adobe max 10 05 14 16 08

今後、何を考えるのか。3つの重要なものがある。まずコアなビジネス。もう一つがマーケットを大きくする。3つめはバリューを広げる。意味のあるサービスをどうやって作るか。

コア。3つのターゲットがある。個人、商用、教育関係。Adobeのビジネスチャンスは530万人の有料会員がある、そしてCSのメンバーが830万人いるので、コアなクラウドに動くことができる。まだ始まったばかり。

Adobe max 10 05 14 24 07

マーケットの拡大は、新しいカスタマーベースの獲得をモバイルでしていく。フォトグラフィー、写真の愛好家のために出していく。

最後、バリューの拡大。ストックの次。アイデアを持っている人がマーケットプレイスの一部になる。写真を撮影してAdobeストックに入れたいかもしれない。Adobeストックはカスタムプロジェクトをサポートしていく。新しく出てきた企業と直接繋げていく。もっともっとクリエイティブなアセットを増やしていく。

Slackのチャンネルも入る。モリサワのパートナーシップ。私たちはカスタマーにバリューを提供する。有料の会員になってもらうには、どれだけバリューを提供できるのか。

クリエイティブクラウドは大きなビジョンだった。それは世界を変えるということ。本当に誰でもアイデアを持っている人は世界を変えることができる。アイデアを世に出すこと。だから大きな賭けをした。ある特定の問題の解決ではなく、みんなのため。コミュニケーションしたいという欲求を簡単にしたい。創作する場所を作ろう。それが最初のステップ。

どうやってクリエイティブクラウドを世界中の人に使ってもらうか。これは自分のクリエイティブを発表するだけでなく、そこからマネタイズするということ。非常に大きなエコノミーの流れ。隠れたテクノロジーではなく、みんなが使えるように。

質疑応答

Q. Comet、Musuをみた。Cometみたいなものを使って、デザインの中にどんどん組み込んでいくことができるのか。

A. CometはUXのデザイン、Museはレスポンシブウェブデザインを作ることができる。具体的にまだ発表していないが、2種類のお客がいる。イラストレーター、Photoshopに慣れている人たち、まずはその人たちのために作る。それから新しいお客。素早く作りたい。Cometはその新しいお客のもの。Cometがクリエイティブシンクを使ってPhotoshopと話せるようになる。敏捷でフレキシブルなプラットフォームである。

Q. クリエイティブクラウドが伸びてきたのはモバイル。トラディショナルなデスクトップは伸びている?

A. 先ほど数字を出した。1,400万がモバイル。それと同じようなIDがデスクトップにある。デスクトップは主な道で、Adobeのカスタマーの歴史。クリエイティブクラウドを使うことで広く届けることができるようになる。具体的な数字は出せないが、何千万というユーザーがいる。

Q. アジアリージョンは? クリエイティブクラウドがSMBで伸びているのか?

A. ニュージーランドがどうこうということは即答できない。しかし、SMB(中小企業)での取り扱いというのは、とても伸びている。スタートアップはベンチャーが多い。ベンチャーとうまくワークする。SMBは伸びている。ミッドサイズのエンタープライズもそう。特にニュージーランドということであれば、後でフォローする。

Q. 金融業界の取り扱いは? クリエイティブクラウドはジェネリックな製品だと思うが、垂直の業界にはどうやってアプローチしているのか?

A. どの業界でもクリエイティブクラウドは使われている。プラットフォームはとても広く使える。非常にスタンダードなプラットフォーム。もっと広いオーディエンスにリーチできないか。PhotoshopとLightroomから始める。

「Adobe MAX」の取材に関して

Adobe主催のメディアツアーに参加しています。

オフィシャルサイト@AdobeMAX@アドビクリエイティブクラウド