アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークのタイアップです。

2011 09 12 1434

弥生といえば会計ソフト。その会計ソフトで有名な弥生株式会社が、iPhone/Androidというスマートフォン向けのアプリ開発を支援する「弥生スマートフォンアプリコンテスト」を実施することを発表しました。

そこで、アプリコンテストにかける思いを、岡本浩一郎社長に直々に伺ってきました!

今回、実施されるアプリコンテストの概要は「応募要項|弥生スマートフォンアプリコンテスト」で確認することができますが、次のような主旨でアプリは募集されます。

経理・給与計算・販売管理・在庫管理・顧客管理などの業務効率化を支援するスマートフォンアプリを募集します。

業務効率化ということですが、必ずしも弥生シリーズと連携する必要もありません。以下の2部門があります。

・弥生シリーズ連携アプリ部門(グランプリ 100万円)

・業務効率化アプリ部門(グランプリ 50万円)

さらに、既に発表されているiPhone/Androidアプリでの応募も可能ということですので、業務効率化のためのアプリを開発している人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また、企画賞(10万円)もあります。こちらは実際にアプリを開発する必要はなく「こんなアプリがあったらいいな」というアイデアを企画書にして応募することができますので、開発経験がない人にもチャンスがあります。

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いきなり「業務効率化のためのアプリ」と言われてもピンとこないかもしれませんが、ココココを見ると、ヒントになるでしょうか。

なお、アプリコンテストで受賞すると、アプリ販促のためのプロモーション活動までバックアップして貰えます。

つまり、

弥生スマートフォンアプリコンテストに応募する

 ↓↓↓

受賞する

 ↓↓↓

そのソフトで後は弥生がよろしくやる

ではないのです!

弥生スマートフォンアプリコンテストに応募する

 ↓↓↓

受賞する

 ↓↓↓

弥生がバックアップしてくれる

ということなのです!

一言でいうと「弥生がアプリ開発者に投資するビジネスアプリコンテスト」ということなのですね。弥生としてはオープンな姿勢で、開発者たちと一緒に良いサイクルを作り上げていきたい‥‥という思いがあるそうです。

そのあたりのお話を、岡本浩一郎社長にインタビューさせて頂いております!

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Yayoi 1368
岡本浩一郎社長

−今回のアプリコンテストはどのような位置付けか?

顧客向けにスマートフォンの利便性を示したいと思っている。自分自身、ツイッターも分刻みで使っている。スマートフォンの利便性を業務に活用していくのは、顧客にとっても重要なことだ。

アプリコンテストを実施するにあたりアンケートを行なった。スマートフォンを利用している人は多い。しかし、業務に活用できているかというとそうでない。何かの解を示す必要があるのでは、と考えた。

方向性としては二つあった。

・われわれ(弥生)自身がアプリを開発する

・外部の人にアプリを開発してもらって製品と連携する

どちらにするかは議論が分かれた。結果として「みんなでいいものを作りましょう」という、オープンなアプローチでいこうとなった。

実際のところ開発しようと思えば開発できるが、全てを自分たちでまかなうのは、時代に即さない。弥生と同じ方向を向いて下さる方たちとアプリを生み出したいと考えた故のオープンな戦略だ。

弥生がオープンなのか、クローズなのか? これまでの弥生はどちらかというとクローズだった。サポート等々を考えると「不確定要因は削りたい」というアプローチをとっていた。

しかし、技術が進化していくと、ヘタをする顧客が先にいってしまっていることがある。iPadでどうやったら弥生会計が使えるか? お客さんが先に検証している。

サポートできる/できないの範囲はあるが、現実としてできることをわれわれが阻むべきではない。

クローズドのメリットもあるが、オープンの良さもある。今回のアプリコンテストでは、弥生だけが提供できるもの以上のものが生み出せると思っている。

Yayoi 1306

−弥生がアプリコンテストで目指すところはどのようなところか?

業務ユーザ向けに、個人使用ではなく、事業で使うために有用なアプリの登場を目指している。

大事なことは、自分たちのアプリを増やそうと思っているのではなく、あくまでも第三者が開発し、それを自分たちのビジネスとして頂くということだ。

開発されたものを100万円で買い上げ、それを弥生で売るというアプローチもあるが、今回のアプリコンテストでは、弥生シリーズの顧客層でもある中小企業、ベンチャー、個人事業主を応援したいという気持ちがある。

アプリを開発し、自分たちのビジネスとして育てていくためのお手伝い、マーケティングのお手伝いも想定している。

スマートフォンの流行りに乗ったと見られるかもしれないが、弥生としては次のように考えている。

・オープンな弥生を目指したい

・ベンチャーや個人事業主の事業をバックアップしたい

・生まれたアプリが様々な人たちの役に立っていく

個人的にも、たいへん思い入れのあるコンテストとなっている。

Yayoi 1364

−例えば、どのようなアプリが登場すると考えているか?

いちばんよく耳にするのは「経費をその場で入力できると良いのにな」という話。基本はスマートフォンでまとめて入力しておき、後で処理するバッチスタイルになると思う。

いつでも使えるのがスマートフォンのメリットであり、とりあえず電車に乗っている時に作業をする、というニーズはあるだろう。

今後、全てがスマートフォンやタブレットに置き換わるとは考えていない。それぞれの特性を活かしたアプリが連携していって、入力はスマートフォン、まとめるのはPC、見るのはタブレットという使い分けになっていくのではないだろうか。

アプリと弥生シリーズの連携は、基本的にはテキストの書き出し、読み込みで行なう。APIを組んで、となると今年のタイミングではアプリコンテストの実施が難しかった。

まずはスピードを優先し「弥生はスマートフォンといろいろやっていきたい」ということを伝えたかった。もちろん、将来的にはAPIのことも考えていきたい。

例えばだが、シームレスとまでは言えないが、Dropboxに保存したデータをPCとスマートフォンからアクセスする、という方法はあるだろう。

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Yayoi 1376

岡本浩一郎社長から直々に熱い思いを伺った訳ですが、印象的だったのは「12月に受賞して終わりではなく、そこがスタート」という言葉です。

表彰式から先が、弥生としてもアプリをどう一緒に育てていくことができるか、の正念場になるのだと思います。

業務効率化アプリというのはまだ数は多くないと思いますが、なかなか門外漢が参入しにくい分野でもあると思います。が、それだけにチャンスも大きそうです。本当に必要なアプリであれば、有料でも使われるでしょうしね。

岡本社長も「アプリは増えたが、業務という観点を持ち込むと選択肢は少ない」と話されてましたよ。

既に発表しているアプリでも良いということですので、弥生シリーズに対応して応募する、という手もありますから、ぜひ開発者の方はご検討下さい。

最後に岡本社長から開発者のみなさんへのメッセージを。

「お互いにとってのチャレンジだと思っています。弥生にとっても全く新しい試みだし、参加する開発者にとっても、弥生と絡むというのは初めてでしょう。この中からお互いのビジネスに繋がっていくものを生み出したいと思っています。みなさんが思っているより最近の弥生はオープンになっていますよ(笑)」

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「弥生スマートフォンアプリコンテスト」に関する詳細は、以下のサイトからもご確認ください!

弥生スマートフォンアプリコンテスト|弥生株式会社×アンドロイダー

弥生スマートフォンアプリコンテスト(Facebookページ)

@yayoiappcontest(ツイッター)